ねえ おしえて... 冬の海は 残酷なほど 黒く光を飲み込んで 波打ち際を 歩いたボクの 姿さえ 消し去りそうで だけどそんなに 不愉快じゃない...
愛してる そんな言葉より ただ強く 抱きしめて欲しい ねえ このまま 息をひそめて ただ消えることが できたなら もう これ以上 この寂しさを 感じなくても すむのかな...
君に殺して欲しかった... 秋の終わりの けだるい夕暮れに 憂いを帯びた目で話す あなたの意志はかたくて 僕に残った 去り行く後ろ姿は...
頭の中の 君はいつでも 可愛い笑顔 振りまいてるね 腕を伸ばせば すりよってきて キスをねだれば 額にくれる...
寂しくて寂しくて 貴方の温もりじかに感じてた あの日をふと思い出してた...
夢はいつ終わるのか 千切れた過去の 悪夢を繰り返し 蝕み続け 贖えぬ罪悪が 私を潰す...