願ったことは大抵叶わないもの 伝えたいことは口を滑らないもの 見上げた空は今日も曇ってるもの...
気付けば暗い社の中 私はひとりでした 大切だったものは全て 失くしてしまいました 私の願いが叶うなら 彼らの運命が変わるなら...
おはようお月様 お休み太陽 今宵も始まる 魔法の時間 窓の外では 黒い世界に 宝石の粒 無数に散らばる...
何気ない物語の主人公でも 自分に重ねてページめくる 全ての出来事が胸の中深くに 心えぐるよう突き刺さっていく...
携帯電話 車輪の音 安価な仮面 散文的 連鎖感 鬼畜な手 かさんだツケで 御破算 直前の場面 熱に焼かれたみたいな 凍えた手...
パステルカラーでも描くことは出来ない 真っ白なキャンバスに秘められているのは何色? 君の色はどんな夢を未来を彩るかな...
かつて大空を舞う翼に憧れて 小さな世界、全ての人は自らの羽を望んだ やがて長い時を経て作り上げた空を飛ぶ街...
振り向かず 進むよ ふたつの心 背中合わす 絆を いつも信じて 足下に広がる 糸の迷路...
私たちはこの場所で 同じ時を過ごす 画面越しの友達は いつも通りに来る でも何だか違う 分からないけど分かる ただ笑うアバター 君が落ち込んでいる...
今日も大きな悲しみと ささやかな幸せを胸に目を覚ました 誰のためでもない そう 自分のため 言うことを聞かない体を奮い立たせて ふるい落としの資本主義社会の 王者になるため勤労勤勉の日 誰かが定義づけた幸せの形 僕がほしかったものは こんなものじゃない...