ごらん 花が咲いている 容易く折れてしまいそうさ でもね 確かに生きている...
僕らはずっと笑っていたい そう願うほどぎこちなくなった 何て言おうか...
ほらほら喚け 当てのない演者 冴えない今日を殴り書くのだ さあ開演だ...
赤も黒く錆びた瓦礫を裂いては 何てくだらないことばかり信じて待っていた やけに細い雲も三つまでにしたいや...
掘り当てたコレでは満足できないのです もう何にもないくせに 必死で探すフリだけするよ...
でも またどうせ立ち止まってしまうのでしょう なんて...
当たり前が仰々しくて 当たり前ですらなれなくて 憧れては形に出来ずに あなたは何が好きですか わたしなら何が好きですか...
世界を救えるのは六本の何か そう決めたので右倣いましょう アレとコレはダメだね...
苟も手足を得るは小槌を揺する為じゃなくて ささやかを繰り返すうちにこんなに重くなる 備考には無難な賛辞 そして"落し物に注意"と...
社会実在論者の慨嘆 孑然たる良識だと仰せ 左手に名声を聚めて 哭もて送るは世相の潮流か 賽は投げられて幾何なく 惨憺たる変遷だと仰せ...