変わってく街の景色前に ただ僕は立ち尽くしていた 過ぎ去った時の情景がまだ そこに残ってる気がして 長い坂道のぼり 目の前に広がる光景は いつか僕らが見てきた ものには帰らないけど...
時に のみこまれ 冷めたアスファルト 傘を打つ 雨...
ある日 悄然(しょうぜん)と去った とある少年は 理想に魅入られていた 終わる事ない 痛み 嘘 真実 全部 壊したかった...
ぽつり 雨一つ ほつれた 影二つ 賑やかな鈴の音 右手の飴細工...
あどけない呼吸音 不規則な視界に 動悸がした 解けない 見えない糸 結び目を伝って 灯を灯した...
蕭条(しょうじょう)な雨が降る中 誰もいない いつもの場所に君が 俯いたままで ひとり座っていた どこか懐かしい感覚がした...
捨てたはずの答え 問いただすのは誰 枯れてるはずなのに...