曖昧な記憶に 逃げ込んだ 色褪せぬように 閉じ込めた声 消えないように 塗り替えては...
さっきまで聴こえてた 君の声が 思い出せなくて 耳を澄ましてみる 何か起きそうな 次のページも 壊れないように ポケットにしまっておくよ...
最初から 決まってたの? 偶然出会ったその理由も それならば 解き明かそう...
今僕を取り巻く世界が 百年前の理想でも ベタな映画の結末よりも 何か足りない未完成品さ あぶれた人等は 姿を消してった...
午前3時の憂鬱 一息飲み込む 途切れる意識に 溺れてく 何者にもなれずに 溶けてゆく虚ろ 風に紛れて 消えてしまおうか...
傘も持たずに 僕らはずっと 雨に打たれ凍えて震えてる 太陽を待ち続けても こんな場所じゃ日も当たらないな...
何故こんなにも 胸を締め付けるように 新しい朝は 夢を覚ますの? 暗闇の中で 微かに触れた奇跡も...
昨日の夜眠れずに 君と話をした 大したことでもないけど 嘘も無いような時間 伝えたい事もあるけど 今は言わないでいよう...
雨上がりに見つけた虹色 いつかはただ嬉しくて はしゃいでた 意味を見出せない 今日に疲れてる 些細な幸せも すり抜けてく...