影を見つめながら うつむいて歩いた あの頃のわたしに 青空をくれた 不思議… こんなに守られているのに いつよりも今、自由に 息をしている...
一、私しゃ花か 蝶々か鬼か あはれ身も世も あらりょうものか べにの代わりに さすのは 刃(やいば)じゃ...
麗しきビロードの世界 惹かれあう紳士と淑女になって お気に召すまま気の向くままに イロトリドリ・ヨリドリミドリ...
初戀は… イジワルな柘榴の果実 否(いいえ)、認めたくないわ 子供騙しな出逢いは泡沫(うたかた) 実際 恋占いなど あてにならない 初戀は柘榴色 この胸に落とす紅(あか)...
満ちてゆく 出逢いからさかのぼり それぞれの悲しみから運命が咲いた 綺麗だと言わないで花の名は 呼んだら散ってしまうよ 伝説の花...
ふたり:愛しい愛しいあなたに ついてゆくと決めたら どうしてどうして心先回り 走りだすの 鬼灯:可笑(おか)しな娘(こ)とあなたは きっと笑うけれど 雪洞:呆れている? あなたのせいなのに...
あっちもこっちも恋の花咲くうかれ弥生 わたしの心はまだ誰のものでもないわ おしたりひいたり駆け引きなんて知らない 純情可憐に咲かせて...
ひとひらの言ノ葉 彷徨う 月明かり あなたのもとへ ああ、今すぐ届けられたなら そっと手を取って 瞳を奪いたい そして...