見かけた後ろ姿に ふと心を奪われる自分に気づく授業中 たまに目が合うとき君は その爽やかな瞳で私に微笑む どきどき とまらない 走り出す胸の鼓動は ときどき すれちがう 君に届きそう...
粉雪舞う いつもの道 ふたりの影がよこならび 「さむいね」ってポケットに詰め込んだ 左手にぎらす缶コーヒー ほのかに香ってくる 出会いと別れの季節に 「嫌だよ、来ないでよ」って伝えても 吹雪の音に消ゆ...
パンチが効いたロックも 身を溶かすようなスイーツも どこか足りない、そうやってなにかを探してる 満ち足りてないのは干潮で...
好きになってしまった 彼は私の大切な友達の恋人 ふたり仲良いのは明らかで 私なんか入る隙少しもないくらい 応援するべきだよね 素直になんかなれないよ 邪魔することもできない だってふたりが大好きだから...
キライ ばかりが 蔓延って 何もできない それがゲンジツ 何が夢で どれがモウソウ キボウ ココロ 確かめて いっとくだけいっといて たいていはあとまわし そんな時に限って 何もかも楽しくて...
私がお母さんになれたなら どんなわたしになれるかな 少なくともママより 立派なお母さんになってみせる あっちの店は50円 安いだとか 走り回るママを ケチ臭いと笑った...
出会いの街角ですれちがう ボクの歴史にキミ記す 名も知らぬ瞳に心寄せて 雨あがりのまぼろしに...
ただの幼馴染だった 鬼ごっこしてただけなのに なぜか 一緒に手繋ぎ2人で隠れた なんだかどきどきしちゃうよ シャーペン走る 夢の筆跡(あと)追う 私の初恋ページ いま書き出す...
踵つぶれたスニーカー 泥まみれの体育着 かすかに匂う汗の香りと 混ざり合う西日と 瞼映る 夏の景色が 窓の向こうにきらきらひかる...