またあの夢の続きには どうやっても辿り着けず 物語を超えた殺生を...
遅々していたら この世はどっか腐敗してた 僕は淘汰されて逝く...
ずっとずっと檻の中で そっとそっと心の中 何故、世間を騒がせた...
泣いたり憂いたり 震えた足元に 私は独り立ち竦む...
宵闇に潜む荒寥の街は 人狼で溢れ返っている 滾つ我が芥蔕...
襤褸になっても挑んだ 草臥れた儘でも、啀み合い はまだ続いてた...
此の世界は何処に居ても 散々な目に遭うから 私騙し押し殺して...
ここで息を吐く毎日に 愛想尽かしてませんか 物語の中の哀傷を...
いつの日か叶うなんて 傍観者の戯言だ 君だって夢を抱いた...
私は後に気づくだろう 世界は意外と単純だと 蟠りに躓くだろう...