かじかんだ指先 こぼれ落ちる雪 色褪せた街に眠った ヌーメノンを探していたのは 物憂げな瞳の...
夢に溺れて目覚めれば 朝焼け色の部屋 無意識が君を探す 冷たいベッドに残る幻は 音もなく溶けて消えゆく 忘れられた涙とアナムネシス 虚しく溢れて落ちる 求めていたのは ほんのささやかな 生きている理由だけ...
制服のリボン 結びなおして 真面目ぶってる 君との帰り ほんのちょっぴり 気を惹きたくて 君の好みに 近づきたくて...
こぼれ落ちる戯言たち すれ違いの反対コトバ 「素直じゃない本当のこと言ってよ」なんて 冗談でしょう? もう再三繰り返してる 解散 無駄な足掻きさ 簡単 離れるだけさ もう終わりにしよう...
夢を信じ続けていれば いつか叶うと信じて 私は今日も歌を歌う 誰かのため 小さな頃は自信が持てなかった 遠慮ばかりで 内気な私で...
ひふみよ 数え切れないヌーメノンの話 いつからこんなにも引き裂かれていたの いつむななや 右も左も諧謔で イデアの幻を舌で舐め回すの...
誰かに伝えたいもの 誰かと分かち合いたいもの いつか届くと信じているから 私は歌い続ける 例え忘れ去られようとも メロディを風に乗せて どこかの遠くの知らぬ街へ...
黙した宇宙の果てに ひとり 私は涙を流す エーテルの冷たさと孤独 抱えきれなくて メンブレンの向こうに見える 光 焦がれるほどに遠くて 11次元の彼方まで 続く闇に怯えた...