あまえないでよあなた このまま夢の彼方 まだあなたには教えない 春を待つつぼみはすぐに...
眠れない夜の残像を 月明かりに透かして待っている 聞こえない声に返事して それは木霊のようでハッとする...
さよならは旅立ちの言葉 手を振る君に笑顔でこたえた めくるめく過ぎ去りし日々を 高鳴る胸に抱きしめたままで...
今にも消えてしまいそうな 小さな声で君がいつか 心にこだまするような 言葉をひとつ呟いた 気がつけばまたひとり 立ち尽くした影は それぞれ向かう先へ また進み出すのだろう...
風が通りすぎる大通りを おんなじ歩幅で歩いてく まぶしくて翳した君の手が 僕のシャツに影を映し出す...
刻まれた文字に導かれ 辿り着いた場所からまたはじまるんだ さあ Lonesome Traveler どれだけの旅人を 見送ったのだろう道標よ...
遠回りでもうちょっと そう、君の隣を歩きたい 少しだけ背伸びして 同じ景色を眺めたい...
もう一度まぶたに 優しいkissをくれたら すべてを許してあげる 夜が明ける気配に...
朝陽がそっと 暖めるカーテン 目覚めた胸に 小さな傷み ほんのついさっき 見知らぬ場所で 確かにそばに あなたがいた‥？...
いつまでもふたりは一緒 小指突き出して笑って 風に乗って頬に触れた ひとひらの花に見とれた...