顔を洗って気付いた 放っとくだけで伸びてく 閉ざし閉ざされ視聴され...
夏の雲みたいなアイスを ストローで潰してみたら ぐるりぐるり私の気持ち...
足音だけ味方にして 夜の帳にて サーチライト深海まで そっと涼風舞って 耳を塞ぎ音を吸って 声はもう亡いよ...
まぶたを閉じる 幕の向こう側で 呼吸を止めて いらない僕は眠るだけ 机上の空論だらけのシナリオで...
憐憫誘うカタルシス 醜くなる 惨憺たるバイタリティ 爪弾いてた 無価値突き刺す評定 赤の斜線...
気がかりな日々に 不干渉愛舌 壊れたくて 飲み枯らす感情 ラブに欠けている 意味がないよ 楽観主義ゆえ 12時のトリップ 解放して...
宵の新月「今日はおやすみ」 残り十四を数えたら 車窓流れる光の粒も...
日の出とともにおはします 郵便受けの年賀状 今日の平安願うため...
まだ捨てられない 癖とか 呼吸方法だとか 追いつけない心だとか 息切らし歩く 忙しない モデラートの雑踏...
美しいものだけ重ねたんだ 転ばないように 痛くないように 綺麗なものだけ集めたんだ...