さあ、ここらで最果ての舞台だ、もう全てが終わりみたいだ。 どうみたって散々な愛だ、残念に遺伝子ゲーみたいだ。 発展の見込みすらないようだ、人間界を拒絶したようだ。...
顔も知らんぜ 鏡の中 包めて捨て去って愛も愚か そう僕らは皆化けの皮...
{「ジュケ、いないの」} {彼の部屋に行くとPC画面だけが煌々と光っていた。} {「ミア、ここだ」} {見慣れた顔が}{中から}{画面を叩いていた。}...
幻想に憑かれたアカを撃て! 景色 見る影無くパラノイド 舞い散る華が桜を模していても 同じ、同じ、同じじゃないか...
その日眺めていた校庭は 薄く青い空が染みていて 不意にがらんとした教室に 君はもういなかった...
いい子目指して 満点取りましょう にっこり笑顔で...
真夏の下 荷物の中 コロンと飴玉 ひとつ 太陽の元 揺らめく陽炎...
ああ僕はこの先どのくらい 僕を騙す 騙す 嘘に塗れて 雨上がりの静けさは...
身体の奥でうまれる思弁を解放して 瞬間が線に連なる次元へ至る わたしと異形をつなぐ行為では質の憑拠だ...
研ぎ澄まされる 寝付けない午前2時 分かってはいるけど イヤなフラッシュバックを見ている ずっと前にはもう 歪んでいたんだ 手遅れかも 錆びた蛇口から 今 溢れだす...