二人 流れる星をみて 同じ夢をみていたけど 星が届けた光は もうずっと 遠い昔のもの...
ひとりきりでも なんとかうまくやれるよ 人肌が恋しくなったりするけどね 見上げれば 今日も いい天気で...
ゆらゆら首を傾げている 嫋やかな花 そっと指先で撫でれば 弾むように踊った...
戸棚の中 赤い缶が一つ 懐かしい色のふたを開けば さらさらと揺れる記憶の粒 部屋の中を淡い陽射しが包む...
重ねた手の平 滲む 雫は この手が離れぬよう まだ温い体温で肌に張り付いて ふたりを繋いでいた...
鏡に映る私が 見つめているのは誰 指に触れてる肌には 微かな温かさ 伝える前に壊れた言葉だけ なおせないまま心の...
心映す鏡 波打つこの世界 つねった頬が痛むのを 感じていたのです 訳もない言葉で笑えるような日々が どんな日よりも愛しく感じています...
私の中に あなたがいて あなたの中に 私がいる 当たり前に続いてゆくと思いながら 過ごしていたのです 目が覚めて すぐに目に映る景色は...
退屈な目で追いかけた 花畑 浮かぶ蝶々 君は ねえ どんな花にとまるんだろう...
花びら 徒なあたしの恋のため散って下さい 叶わぬ恋のため戯れに散り行く花びら散り積もって 恋なんてものは気の迷いだから...