花を伝う恋一雫 傘を差さぬ子どものように 愛を詠う時 日は時雨 風を待つよ君の匂いにが...
惨めな私を 笑ったあの子は 地獄に落ちたわ もう話すことはない なぜ胸が痛いのだ もう最低だっていいよ いいの？...
こうしている間に世界は薄くなってしまう 何か 焦りを超えた恐怖が在った 仄かに薫るラベンダー それは枯れる前の期待をずっと咲かせ続けているようだった...
散々だもう 地蹈鞴踏んで くだらねえ宴でもしよう 匿名同士...
昏い昏い夜のずっと奥 壊れかけ今朝の太陽も 私の胸の内透かしてた...
自分が 季節が 誰もが勘違いをしている 稚拙が 俯瞰が 違った形を装い出す 不埒な言葉が 喉から引きずり出されている 何処から来たのか 歩いて歩いて歩いている...
「どこへ行こう」と話しかける 窓の中 じきに春 「そこへ行こう」と思いふける...
ドクドク交わって たちまちコンニチハ あはははは タタタ誕生日 続々患って 目の縁 濡れても 幸せです 生きているなら ほら ケセラ ケセラ ケセラ あぁ...
生まれた頃から失敗作だって ちゃんと自分じゃわかっているから どうせ僕にはできないことだって...