ふと目が覚めた 午前十時ころ 耳鳴り 既視感 気のせいだと棄てた...
扉を開けたら 後ろからドアの音が 気にせず進むと 誰かの声が 近くて遠い ドアの向こうを ひたすらに進む 僕の体...
ばいばいさよなら もう会えないね こんな世界は もういらないよ 君の名前はもう 忘れたい 毎朝窓から入るのは やめろ...
矢印の 指す方へ 顔見上げて そよ風が今 ささやく 夜に照らされた カイトは どこかさびしく...
想いは儚く消えて 窓辺に咲いて小さなため息に 今にも張り裂けそうな 感情をよそにこの星は回るよ 雲の上のような 僕の手の届かない場所で君はほら 悲しげに立ち尽くすけど 僕には何もできないんだろ...
人混みの中で立ち止まる 置き去りのままのボクの影 キミは今どこにいるのかな? 続く空の果て届くかな?...
迷い続けた歯車に 花は冷めた笑みをあげた そう...
朝早くに目を覚まして 朝ご飯の準備を 今日はトーストにしましょう ジャムはなにがいいかな?...
カッコイイと思われたくて オシャレなことを言ってみたり 頭がいいと思われたくて 難しいことを言ってみたり...
それから僕は随分と 喩え話も上手くなって 人を笑わせていましたが 影で一人泣いていました 正しい嘘をつきましょう 他人を傷つけないように 悲しい人になりました そんな事はどうでもいいから...