嵐の中で輝いて その夢をあきらめないで 傷ついた あなたの背中の 天使の羽 そっと抱いて...
時空（そら）の彼方から 眩しい光たちが 街を 照らせば あふれる勇気が 輝く風に舞い上がり 時を 超えてゆく...
遠い空をみつめては 泣き顔こらえていた 孤独に負けそうな夢 瞳でささえた日 求めた分だけ 傷ついて 失くせるものが ほかになくても...
たおれた芝生の上 夕陽が 空を染める 溢れた 涙の中 大きくツバメが行く...
夜空を狙う 幾筋ものサーチライト あなたは虚ろに 見上げた 窓の外には ヴォーグ気取りの群れ グラビア仕立ての 街並...
閉じた瞳の裏側で 時間が倒れてく 生まれてから そして今日までの…… 夢中で走り続けてた 青春の高みが 淡く脆く 崩れ去って逝く...
乾いた風がほら サドルを横切り 日差しを 塗り替えて行く 短い笑顔まだ 変わってなかった 想い出だけ 話してるあいつ……...
漂う黄昏に 身を任せて あの日の幻を たどりながら 夕映えの中 家路を急ぐ スーツの群れを また見送る...
冬枯れの空に 降りる粉雪 スローに暮れる モザイクの街 歩道に続く足跡 人波 誰もが白に 染められていく...
昨日よりも 高い空 銀の翼で 越えて行くよ 見下ろす街 ちっぽけな 点描画へと 変わってく...