曲紹介
「消し炭の灰まで焦がしてくれないか」
曲名:『忘却の業火』(ぼうきゃくのごうか)
歌詞
(動画概要欄より転載)
君が差し出した
その手に握られていたんだ小さな愛のカケラ
それを大切に ポッケに入れたら そのまんま月日は流れ
ハッとしてふと我に返れば
ポケットの中にしわくちゃな物が…
パッと後ろを振り返るけど
そこにはもう君の姿はなかった
嗚呼 歪んだ愛のカケラには
熱がかすかにこもっていた
僕は 長く君の愛情を忘れていた
大切なものさえ 気づかないでいたら
僕はひとつ罪を犯してた
忘却の罪なら業火で焼いてよ
この痛みが白い灰になるまで
君は笑ってた
小さなことでも喜んで ひたすら無邪気に
そんな君の事
大切にしたいと思っていたはずなのに
そう 本当の僕は知ってた
君が壊れやすいということ
守るはずのこの僕が君を傷つけた
角と角をきれいに合わせて作っても
こんなにもろく儚いものだと知ったんだ
少し濡れただけで
少し曲げただけで
愛の形が歪んで消えてく
膝を曲げて祈る チャペルの奥深く
君がもとに戻ることだけを
取り返しのつかない 愛憎劇ならば
僕ら別つ世界の折り目となれ
消し炭の灰まで焦がしてくれないか
跡形もなく僕を焼いてよ
忘却の罪さえ償えないなら
深い海の底で眠らせておくれよ
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最終更新:2024年01月26日 15:04