曲紹介
曲名:『毒吐く』(どくはく)
- 葵木ゴウ初の可不オリジナル曲。CeVIO AI 音楽的同位体 可不(KAFU)書き下ろし楽曲。
- 「好きで始めたはずなんだけどなぁ」ってことありませんか。(動画説明文より)
- イラストを涼夜ちも氏が手掛ける。
歌詞
ここんとこずっと満たされない
依然、創作も振るわない
ここが居場所なんて信じない
朝はまだ来ない
綴る言葉は毒になれども薬にはならない
「続ける意味がない」
過らなかった日はない
流行りの音楽が聴けない
比べて卑下してが止まない
「多分、僕はもう音楽が好きじゃない」
それを吐き出す術は音楽しか知らない
だから
またこうして歌に縋って愚かな"毒"を吐いた
月夜の下、尚更無様だ
どんな言葉を歌ったらこんな僕とさよならできんだ
答えが出るまで止まぬ独白
悩みに贅沢もクソもない
当事者以外知り得ない傷の痛みに優劣はない
暗示は絶え間ない
日陰じゃ涙は乾かない
涙じゃ花なんて芽吹かない
「明かりの射さない人生に価値はない」
そんなのは信じない
信じていいわけない
だけど
僕が歌った歌でくらいは主役で在りたかった
スポットライトは誘蛾灯でいいから
かつて純粋を極めた僕は焦燥の餌になった
綺麗な言葉も今や吐瀉物
時に創作は自傷行為
と同時に自分を定義するただ一つの武器
諸刃の剣でこれを書いてる
「まだだ、まだだ」って息も絶え絶え
なのに
またこうして傷を抉って恥ずべき自分を吐いた
それが僕の価値になるのなら
どんな醜態晒しても歌い続けるほかないんだろうな
これは死ぬまで続く束縛
答えが出るまで止まぬ独白
これを聴いてくれたあなたが
まだ純粋なあなたが
僕みたいにならぬようにと願って止まない
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最終更新:2023年12月12日 20:06