曲紹介
「あの日々の幼い笑顔をもう一度だけ」
春、何かが始まって何かが終わってしまう季節。
曲名：『春情に沈む』（しゅんじょうにしずむ）
歌詞
（動画より書き起こし）
君の声を聴かない春 もう何度迎えただろう
まだこの場所で悶えている
忘れたくないだなんて身勝手な欲望を抱き
孤独な世界と嘆く僕だ
憧れていた 焦がれていた 傷付いて気づいたんだ
君がこの視界を照らしていたと
二人で一緒に泣いて 同じ時に笑って
いつだって嫌いあってきた
それくらいで足りていたんだ これ以上なんて求めずに
くだらない話で満たしていたかった
失うことなんて怖れてはいなかった
この景色は永遠なんだと思っていた
桜が舞って
やがて枯れ果てて
あの日の記憶もぼやけてくばかり
秘密を隠して
音に託して
いつまでも
君を願うよ
君を願うよ
死んでしまえば 同じ世界に
行ってしまえば 終わり近いの？
自傷の痕に見蕩れちゃってさ
昨日と過去が 奇を衒ったんだろ？
君の匂いを嗅がない春 もう何度殺しただろう
逢えないとわかっていても探すよ
もう眼にすることのない いつかの幼いままの
透明な笑顔をもう一度視たくて
捨てられずにいた思い出はいつしか腐り果ててしまって
醜く穢れ仕舞われた侭
「またどこかで」って言って握った右の手があんまり冷たくて
見上げると、だれもいなかった。
落ちる涙が
火照った頬が
伸びた前髪が
全部愛おしいんだ
秘密を隠して
音に託して
いつまでも
君を描くよ
君を想うよ
君と眠るよ
コメント
最終更新：2023年12月12日 21:12
