眼の国

まなこのくに【登録タグ:2021年 VOCALOID 鏡音リン 髙木ます
作詞:髙木ます
作曲:髙木ます
編曲:髙木ます
唄:鏡音リン

曲紹介

  • 髙木ます氏の十一作目。

歌詞

(とこ)の日から紡がないで
悲しく麗しいお伽話
終り、潜んでたとさ

汚れてゆく事に気付かず
草臥れた夢の跡にて尚
仲良く住んでたとさ

八百万の眼に、怯え千鳥足の文明。
祭って崇めてさ どこへも飛べぬ
此処で此の儘で

さあ前へ倣え、不気味の国へ。
それはそれは美しい場所でした。
ずるりずるり、地を這う君へ。
ただ、居るけど居ないの

奥へ奥へ、静寂(しじま)の森へ。
ずっとずっと鳴きたいのだけれど。
恵み誉れ地に落ちて無知
粗末に貪り食う肉は美味いか

誰も知らない
気持ちが悪くて仕方ない
同じ器の住人よ
どうか悲しみ無く
君の随に
常の日から紡がないで
悲しく麗しいお伽話
終り、始まったとさ

八百万の眼に、千万無量の影の口。
覆って抱いてさ うたをうたおう
滑稽でごめんね

さあ前へ倣え、不気味の国へ。
それはそれは美しい場所でした。
ずるりずるり、地を這う君へ。
ただ、居るけど居ないの

奥へ奥へ、静寂の森へ。
ずっとずっと鳴きたいのだけれど。
弱く強く奏でた先は
腹を捻るような(うたて)の調べ

八百万の眼に、怯え千鳥足の君へ
笑って許してよ 君がうたっていた
ワタシの愚かを

いくな戻れ 元居た場所へ
救いばかり見てきたこの瞳
八百万を象って穿て
ただ、所を探して。

眠れ休め、この手も足も
此処で此の儘じゃ壊れてしまうね。
痺れ縺れ鉢合え駄洒落
またまたご冗談を
って笑ってよ


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  • 2021年
最終更新:2023年12月12日 16:12