曲紹介
機械の体から 零れ落ちた歯車
- REO氏のボカロPデビュー曲。
- REO氏は、それまではニコ生主としてのみ活動していたが、この曲でボカロPとしての才能が一躍有名となった。
- 初投稿曲はこの曲であるが、実は初めて作った曲ではないらしい。REO氏は後に、この曲について「音が本当に雑すぎて ニコ動のはもう消してしまいたいくらい」と書いている。（ブログより）
歌詞
動かない夜空の星
一つを掴んで投げた
分からない頭の奥
手が届かないわ
外れた時計の針が
解けない謎を明かすの
欲張る姿はずれた
歯車の様
知識の塊の中
それでも理解できずに
永遠と回るそれは
私を攻めた
くるまった毛布の中
静かな闇の中には
不思議な音が聞こえて
抜け出せないわ
あぁ 止まらないわ 回る歯車
揺れる 歪み一つさえなく
機械だけの 単純な物
ぐるぐるぐるぐる風を回す
砂だらけの 錆びた金属
既に 朽ちて使えないのに
おかしいくらいキレイな音を
鳴らしながら一人回って
体に染み付いた色
とても見ていられないわ
すくい取って舐めてみても
何も感じない
不自然に走る足は
おぼつかずに折れてゆく
崩れ落ちた様に無様
もう歩けないわ
止まらない 回らない
どっちか 早く決めてね
動かすのは私なの
頭の中 おかしくなりそう
ねぇ 私は機械なの？
なんで 感情がないの？
あぁ 外れてしまったんだわ
花の様な歯車
あぁ 回らないわ 止まった歯車
揺れて 歪み一つになって
思いだけが 取り残されて
キラキラキラキラ砂が光る
私の中 何か足りない
一つ 二つ抜けた歯車
何もかもが理解できずに
全てが壊れそう
ねぇ 止まらないわ 落ちた歯車
凸と 凹が形を変えて
一つだけを回してみても
カラカラカラカラ空回りして
不思議な程 きれいな色で
朽ちた 壁にはまる歯車
回りだして 音を奏でた
最後の音が歌声に溶けた
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最終更新：2023年12月12日 14:55
